源哲は不良精神科医による事件以来、
基本的に寝て過ごしています。
まだショックが残っているようです。
昼夜逆転状態です。
自閉症スペクトラム障害者にはよくある事です。
昼と夜の生活リズムが逆転しています。
あまり良い状態ではありません。
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でも、薬もちゃんと飲んでいるようだし、
一日二食は食べているようなので、良かったです。
ただし安心はできません。
今回のことで人間不信が増したかもしれないし、
展示会へのモチベーションもなくしたかもしれない。
発達障害は繊細なのですよ。
とりあえずコミュニケーションは取らないといけないので
交換日記しています。小学生の恋愛かよ(笑)
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◯日本でレンタルギャラリーを探しています。
源哲の個展を1週間開催するとしても
源哲の精神的・体力的事情を配慮すると
本人は2,3日しかギャラリーにいられないだろう。
それも1時間いたら1時間はホテルで休息という形。
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だから、レンタルギャラリーの条件として、
本人がギャラリー不在時に、
代理で展示作品の管理・販売を行ってくれること。
事前の荷受け、利用後の作品返送を行ってくれること。
作品展示の手伝い等、各種サポートを行ってくれること。
歩いて5分以内に休息場所となるホテル等があること。
など、ハードルは高い。
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何100件電話しただろうか。
どれだけ断られただろうか。
しかし、ようやくレンタルギャラリーが見つかったが、
当初の予定から大幅に変更になりそうだ。
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まず、地元・沖縄。
もともとレンタルギャラリーは3つしか無い。
その全てで、障害者という事で貸してくれなかった。
おいおい、金を払うお客様だぜ。
「障害者には貸さない!!」で話は終わりか・・・。
お前らいつか落とし前つけてやるからな。
という事で、地元沖縄での開催は不可。
沖縄県福祉センターに貸しギャラリーがあるのだが
そこも意味不明の理由で貸してくれなかった。
さすがは医療・福祉レベル全国最下位の県だ。
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次は首都・東京。
こちらは何万というレンタルギャラリーがある。
ありすぎて的を絞れないまま、単純に片っ端から交渉。
ノーノーノーノーの嵐だ。
東京もアクティブな障害者には不寛容だな。
が、ようやく一軒、障害者専用のレンタルギャラリーを
見つけた。
ようやくOKが出たのだが、2019年度はすでに
スケジュールが満杯とのこと。
2020年はオリンピックで今以上に人が増えると予想されるから
そんな場所に、聴覚過敏・視覚過敏の源哲を
行かせる事はできない。
源哲の聴覚過敏・視覚過敏からすると
東京は地獄かもしれない
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という事は、オリンピック後に個展を行うという事だ。
予定としては2年後の10月。2021年か・・・。
2年後?そんな先の事は予想もできないな。
が、とりあえずおさえておく。
大幅に予定変更だ。想像もしなかったよ。
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さらに探求していくと、もう一軒、OKがでた。
こちらは障害者専用という訳ではないが
それなりの配慮はしてくれるとの事。
このあたりはオーナーさんの人間性しだいですね。
しかしこちらも、2019年度はすでに
スケジュールが満杯とのこと。
今後話を詰めていく予定。
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それにしても首都・東京にして、障害者専用の
レンタルギャラリーが1つしか無いとは、驚いた。
(いや、実際はもっとあるのかもしれないが
沖縄からでは東京全部の情報は取れない。)
さすがは盲導犬と入店すると53%が拒否される国だ。
いかに障害者が必要とされていないかよく分かる。
世界は健常者中心の世界で、アクティブな障害者は
アウトサイダーなのだ。
でも、それでもいいさ。
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しかし・・・だ。
こんなにレンタルギャラリー探しが難しいとは思わなかった。
それならば自分でギャラリーを作って
運営したほうがいいのではないか・・・
というのが、いつもの発想だ。
実際に障害者専用のレンタルギャラリーならば
十分需要もあるし、運営していけると思う。
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問題は場所だ。
地方では無理だ。需要がない。
首都・東京でギリギリ運営できるかな?だろう。
しかし僕のような田舎者が、
東京の流儀に慣れ親しむことが
できるだろうか。
1年ぐらい東京に住んでみようかな。
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◯目指せアメリカ
もしかしたら僕たちアウトサイダーは芸術に興味を持たない国、
日本という小島には収まりきらないのかもしれない。
やっぱりアメリカやオーストラリアを目指そうかな。
広々として呼吸がしやすく、生きやすい世界に行こう。
日本はあまりのも不寛容で息苦しい。
何も不寛容で息苦しい日本にいる必要はない。
トランプが失脚したらアメリカに行こうかな。
アメリカで行動したほうが楽しいだろう。
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とにかく行動あるのみだ。
立ち止まっていても何も生まれない。
僕の基本的姿勢は、行動することだ。
行動することで、人生をどんどん変化させる。
行動していると、世界が変化してくるのだ。
生が助けに来てくれるのだ。
これは事実だが、
行動力のない人間には
一生理解できないだろう。
オレたちはアウトサイダーだ。
アウトサイダーらしく生きて楽しもう。
とはいえ、レンタルギャラリー探しを
助けてほしいのは事実。
どなたか情報あったら教えてください。
東京にこだわっている訳ではありません。
別に美術ギャラリーである必要はありません。
病院・図書館などでもOKです。
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追記
今回レンタルギャラリー探しで思ったけれど、
日本で何かを行うのだったら、
東京で行うべきだと思った。
東京一極集中は当然だなと思った。
だって、その他の地域、リソースがなさすぎるんだよね。
情報量もそうだけど、物理的リソースがなさすぎる。
政令指定都市クラスでも、一部を除いて物足りない。
やはり「俺ら東京さ行ぐだ」は正義だ。
【 IKZO 】 TACATA' 【 MAX with IKZO一門 】
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