教える者は教えられる者
さて、以前記事に書いたとおり、夏休みに
一族の小学生にプログラミング教育を行いました。
そこでまず思ったことは、
「教える者は教えられる者」
であるという事です。
言っている意味はわかりますか?
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要するに、「教える者」は「教える」と同時に
多くの事を「教わっている」という事です。
そこには「上下関係」ではなく、
お互いに「敬意」が存在します。
教師と生徒の間には「敬意」がないと、
学びにはならないでしょう。
お互いに「敬意」を持ちながら、
学べる事は幸せな事です。
もしそうでないなら、学ぶ意味は無いでしょう。
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助け合う
さて、プログラミング学習の実践は、
基本的な事は僕が教え、理解できなかった部分は、
自分たちで助け合い、学びあう方式を取りました。
わかりますか。
これからの日本人は助け合っていかないと
生きていけません。
それだけ厳しい環境になります。
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「助けて欲しい」と言葉にするのも
大事な表現です。
遠慮する事はないのです。
「助けて欲しい」時は「助けて欲しい」と
言えばいいのです。
助け合うこと。
それが生きていく上で重要なポイントです。
「助けて欲しい」と素直に言える人間は
生き延びるでしょう。
そして他の人間を助ける立場になるでしょう。
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もっとも、僕が教える子どもたちは
将来的には日本を巣立って世界に散らばるから、
日本が沈んでも大丈夫なんですけど、
それでも海外生活が楽なわけではないですから、
やっぱり助け合いは必要です。
もう一度いいますが、異文化に飛び込む
海外生活は楽ではありませんが、
日本で思考停止して消極的に生きるより
100倍充実感はありますよ。
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で、僕は基本的に詰め込み教育方式です。
最初に詰め込んでおいて、引き出しを作り、
後々その引き出しから情報を取り出し応用
してもらう方式です。
詰め込みという表現が気になるならば
積み上げ方式でもいいかな?
例えれば家をたてるのと一緒です。
家は基礎が大事でしょう?
だから基礎をみっちり勉強します。
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いかに学ぶかを学ぶ
そして、あくまでも自分で応用してもらいます。
それでも「???で疑問がある場合」は
相談にのります。
大事なのは答えをだすことではなく
???をだすことなのです。
???を出せる子は自然に伸びていきます。
知識の内容は目的ではなく手段であり、
いかに学ぶかを学ぶことが重要なんです。
大事な点なのでもう一度言います。
いかに学ぶかを学ぶことが重要なんです。
いかに学ぶかを学ぶことが重要なんです。
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さらに僕は「記憶力」より「とっさの判断力」を
優先して教えます。
「記憶力」はどうにでもなります。
人間はインプットする時ではなく思い出す時に
記憶が定着しますから、繰り返し学ぶことで
「記憶力」は会得できます。
が、「とっさの判断力」は、意図的に注意深く
養わないと得られません。
「とっさの判断力」は生きていく上でとても重要です。
この辺を学校の先生は理解していません。
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今の学校教育は賞味期限切れ
だから日本の教育は、型にはめ込んだ人間しか
作り出せないのです。
要するにおんなじ人間の大量生産が得意なのが
日本の教育ですね。
もはや大量生産方式も賞味期限切れで
まともな教育は行われていません。
日本の教育システムは崩壊しています。
教育者はその事実を隠蔽しています。
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何度でも言いますが、子供は天才で、
その天才性を殺しているのは
大量生産方式の学校・教師です。
そのせいで、日本は世界から遅れています。
プログラミング教育もスタートが20年遅い。
独創的なIT企業が生まれる下地は日本には無いです。
ですから世界に出ましょう。
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日本の学力は「ゆとり教育」でガックリ落ちたから、
僕は「反ゆとり教育」。
で、基礎学習をみっちりと教えました。
全員に関数電卓を配って、勉強開始!!
子供の反応は凄いな。
やっぱり子供は天才だ。
関数電卓面白いです。
ぜひ皆さんもお手元に1台置いて下さい。
カシオ 関数電卓 数学自然表示 394関数 10桁 fx-375ES-N ブラック
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追記
子供たちの教育を通して
思うことがいくつかありました。
子供たちは天才です。
「敬意」を持って接する事が大事です。
子供に「敬意」を持って接する事のできない大人は不要です。
ゆえに、多くの教師は、もはや不要の長物です。
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まず一人の教師が真剣に対応できるのは
20人が限度だと思います。
それ以上は教師の負荷が高すぎます。
一人ひとりの顔を見ながら、
その反応を確認しながら話せる範囲は
20人が限度でしょう。
日本の教育が崩壊したのは
教師の能力を超えた事を
教師に要求したからでしょう。
その意味では教師も被害者です。
最近の教師はストレス満載で、
おかしな行動を取りますよね。
もはや方向転換もできないほど、
教育界は悲惨な状態です。
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僕は、教育界全体をリセットするべきだと思います。
それには現場の教師自身が革命を起す事です。
教育する事は教育される事です。
教育は相互関係なのです。
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追記の追記
今回の「プログラミング学習」は、僕にとっても
いい経験でした。
やっぱり教育は相互関係ですね。
信頼関係が大事だと思いました。
我ながらツボを押さえた講義ができて、
自信になりました。
自慢じゃないですけど、僕はやっぱり秀才だから、
還暦近しでも、まだまだ伸びしろがありますね。
ハハハー。←お調子者か!!\(^o^)/
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老後は「不登校」という選択をした人間を対象に
寺子屋でも開こうかな・・・。
ほら、「不登校」って、見事な選択じゃないですか。
大量生産のレールを外れて自立した優秀な人間と
共に学んでいきたい。
そして学校の不要性を証明したい。
まだまだやりたい事は沢山ある。
なんと楽しい人生だろう!!
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