だって、あの空が高すぎるんだ・・・。
前々回の記事を見直して、大事な事に気がついた。
僕は日本の美術界に人脈・コネを
持っていない事に気がついた。
日本の美術界はコネが全てだ。
それを持っていないという事は、
何も持っていないのと同じ事だ。
道理で話が通じないはずだ。
日本の美術界など、カネをばらまけばコネはできるだろう。
が、その方法は美しくない。
僕の感性が許さない。
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それと福祉業界にもたいした人脈は無い。
せいぜい沖縄県内の身体障害関係団体に
コネがあるくらいだ。
精神障害関係団体にはコネがない。
ましてや東京の障害者関係団体にコネはない。
話にならないな。
この辺は団体行動が嫌いで、個人で行動をするのを好む
僕の性格が原因だ。
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だからといって反省とかはしないけど、
違う手法を使う事は必要だろう。
今後の行動方法を考え、再設計しよう。
もう少し情報を集めて、基本設計をやり直そう。
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身体障害関係団体にコネがあっても、
障害別に活動し、横のつながりは皆無だ。
さらに言えば、例えば同じ身体障害関係団体の施設であっても
横のつながりはない。驚くべき閉鎖性だ。
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世の中には多くの障害者支援施設がある。
大規模な施設から小規模な作業所までいろいろある。
しかし、それら障害者施設間のつながりは薄い。
ほとんどないと言ってもいいだろう。
障害者施設は、みんな独立して運営され、
他の障害者施設には興味が無いようだ。
なぜお互いに手をつないで行動しないのだろう?
もっと自分たちの状況を意思表明をしたほうが
いいのではないだろうか。
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◯障害者の世界はものすごく狭い
障害者の世界はものすごく狭く感じる。
まるで、その所属している施設が全ての様だ。
それが幸せかどうかはわからない。
ただ、刺激のない世界だろう。
だからアクティブな障害者は施設を飛び出る。
僕はアクティブな障害者を数人知っている。
みんな施設に依存せず、独立して懸命に生きている。
自分で道を切り開いている。
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そうか、沖縄を出て東京で個展を開くためには
少なくとも美術界と、東京の障害者団体とコネクション
しないといけないのか・・・。
いや、それは嫌だな。
嫌な予感がするんだ。
やる必要はないと本能が知らせる。
それは建設的な行為ではない。
それは美術界と、東京の障害者団体の奴隷になる行為だ。
依存してはいけない。
やはり自分で道を切り開こう。
運が良ければ助けてくれる人が現れるだろう。
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◯まずは人脈作り
まずは一歩引いて、沖縄の福祉関係に人脈を作ろう。
福祉事務所や社会福祉協議会を中心に情報を集めていけば
なんとかなるだろう。
問題は美術界だ。
沖縄の美術界は狭い世界で依存しあっている。
そんな業界に人脈を作る必要性はない。
沖縄の美術業界は老人とクズの集まりだ。
当てにするのはよそう。
話はズレるが、テルリンが亡くなってからというもの、
沖縄には愛もユーモアもない。
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さて、一歩引くことに決めた。
その状態で全体を俯瞰してみよう。
そして繋げられるモノは繋げて見よう。
とにかく行動あるのみだ。
行動していけば何かが見えてくるだろう。
現実はなかなか厳しい。
が、あきらめる必要もない。
そして僕はあきらめが悪い。
そして僕には運がある。
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時間がかかったとしても、
本土での源哲の展示会は実現させる。
(本人の意志次第ですが・・・。)
道がなければ、道を作るまでだ。
いつかどこかにたどり着くだろう。
もちろんたどり着くのは楽しい世界。
そしてみんなで楽しく暮らそう。
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追記
「障害者の世界はものすごく狭い」と書いたが
これは僕個人の意見だ。
僕の知っている範囲での意見。
現実はもっと広いのかもしれないが、
僕の経験した範囲では、広さは感じ取れなかったという事です。
もしかしたらみんな広い世界にいるのかもしれない。
しかし声が聞こえない以上、判断に迷う。
みんなには、もっと声をあげてほしい。
意見を言うのに、ためらう理由はなにもない。
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