◯報復テロを終わらせるには
とても簡単な事だ。
欧米諸国が今まで散々中東から搾取してきたものを
中東に返せばいいのだ。
言いかえれば富の再配分・返還をすればいい。
欧米諸国は何千年にわたって、あまりにも富を独占してきた。
今回の大規模テロは、それが限界点に達した証拠だろう。
だから、盗みとってきた富を返還すればいいのだ。
中東と西側諸国の生活レベルを同じにすれば、
テロの原因も無くなるし、テロを行う理由もなくなる。
試してみる価値はあるだろう。
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しかし欧米諸国は、そのような富の再配分などには同意せず
この案は試されることはないだろう。
あくまでも僕の脳内で創りだされた理想論だ。
それはよくわかっている。
それに現実的に、テロリストと話し合う機会もないし、
欧米諸国も、話し合いの必要性は感じていないだろう。
そもそも話し合いで解決するならば、このような事態には
なっていない。
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ではどうすればいいのか?
報復テロの原因を考えてみよう。
答えは簡単だ。空爆が報復テロの原因だ。
という事は、空爆がものすごく効果があったという事だろう。
逆に言えば「IS国」にとっては、空爆は非常に嫌な攻撃なのだろう。
報復テロをすることによって、空爆を停止させたいのだろう。
「IS国」は空爆のせいで支配地をどんどん失ってきている。
幹部も次々と殺されている。これほどにも空爆が有効なのだ。
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とすれば、欧米の対応はひとつだ。
テロを撲滅するには、空爆を止めるのでなく、空爆を大幅強化する。
「IS国」がテロをすればするほど、空爆が激しくなるという
現実を突きつければいい。
もはやこの戦争を止めるすべは無い。
これはイスラム教とキリスト教の新たなる戦いの幕開けかもしれない。
宗教は常に反目し合い殺しあう。それは歴史が証明している。
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◯残念な結論
僕は、テロを終わらせ、世界を平和にする方法を考えていたが、
残念ながら、結局テロとは徹底的に戦うしか方法がないことに
気付かされた。
だからテロに屈したら負けなのだ。
テロはテロを生み出す。
テロリストは徹底的に殲滅しなければならない。
しかし、それにより、さらにテロがおこるという悪循環に至る。
人間とは実に殺し合いの好きな生物だ。
今回の報復テロから、「理想と現実」の間には人類では解決できない
闇があることをとつくづく感じた。
正義なき今、テロを終わらせ、世界を平和にする方法などは
人類には無いのかもしれない。
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