ZOZOの前澤くんが逃げちゃったね。
いやー、上手いタイミングで逃げきったものだ。流石だ。
1600円台の株をYAHHO相手に、2620円で売却
できたんだから、上出来だろう。
剛力と遊んで暮らすには十分な金額だ。
それにしてもYAHOOは、よくTOBしてくれたよね。
孫正義氏って、親切だね。
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いや、そんな訳はない。
孫正義氏は生き馬の目を射抜くタイプだ。
器が違う。
僕には計り知れない戦略があるのだろう。
1円も払っていないそうじゃないか。
流石は孫正義だ。
租税逃れの天才だ。
法律の欠点をつくのが上手い。
結局、前澤くんもIT成金の一人で、
世界に飛び出せなかったね。
面白い日本人だと思っていたけど、残念です。
でも、まだチャンスはある。
がんばってほしいな。
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ほら、以前僕が言ったとおり、やっぱり前澤くんは
会社がどうなろうと気にしないサイコパス経営者でした。
だって、あっさり会社を捨てて金を取ったでしょう。
会社を立て直す気などサラサラ無い。
今後のZOZOは、経営合理化の圧力が強まり、
ZOZOの社員たちがリストラに遭うでしょう。
会社を運営すると言うことは、務めている社員や
その家族を守ると言うことだ。
「社員は家族」という前澤くんの言葉が
虚しく響くぜ。
ま、諸行無常の世の中だ。色々あるさ。
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高音質Amazon Music HD登場
音楽ストリーミングサービス、Amazon Music Unlimitedを
楽しんでいます。
Amazonを称賛する気は、まったく無いのですが、
Amazon Music Unlimitedの濃度に驚いています。
Prime Musicは100万曲ですが、
Amazon Music Unlimitedは6,500万曲以上が聴き放題。
6,500万曲網羅しているというのはダテではなく
色々な分野の音楽を堪能できるのは本当に楽しいです。
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僕は基本的にヘッドホンで音楽を聞くのが好きではなく、
スピーカーを通して空気が震えるような環境で
音楽を聞くのが好きです。
ですので、パソコンとステレオをケーブルで接続して
スピーカーから音楽を出力しています。
ただ、Amazon Music Unlimitedのビットレートが低く、
音質的にはオーディオで聴くには
辛い音楽もあります。
ヘヴィメタル系はいいのですが、クラシックなどの
アコースティック系は、音が埋まった感じで辛いです。
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で、音質の点でAmazon Music Unlimitedを
継続するか悩んでいたら、
高音質・CD音質で音楽を提供する
Amazon Music HDというのが始まりました。
まるで心を見透かされているようなタイミングで
強烈な音楽ストリーミングサービスが始まりました。
6,500万曲以上をCD音質であるHigh Definition(HD)、
そのうち数百万曲はUltra High Definition(Ultra HD)で
配信するそうです。
魅力的ですわー。
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個人的にはCD音質ならば文句はありません。
Amazon Music HD。いいですね。
ああ、またAmazonに取り込まれていく・・・。
という事で、多分Amazon Music HDを契約するでしょう。
物は試しです。ちょっとワクワクするな。
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そして僕はFREEを愛する
しかし、その6,500万曲から外れている音楽もあります。
その一つが、僕が50年近く愛するFREEです。
Amazonnが選ぶ、6,500万曲から外れている音楽を好む自分が
素敵だね。
FREEってなに?って話なんですけど
1960後半-70年前半に存在したブリティッシュ・
ブルースロックバンドです。
17,8歳でデビューして、解散時でも22,3歳っていう
恐ろしく若いけど、恐ろしく枯れた音を出すバンドです。
17,8歳でデビューって、高校生でプロデビューですよね。
驚異的です。
ポール・ロジャース (Vo)
ポール・コゾフ (G)
アンディ・フレイザー (B, Key, Vo)
サイモン・カーク (Ds)
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FREE - BE MY FRIEND(LIVE 1970)
ね、20歳のバンドの音ではないですよね。
枯れた音です。
1970年代前半の姿が懐かしいですね。
経歴は1969年にデビュー、1度解散し72年に
オリジナル・メンバーで再結成。
再結成はドラッグでボロボロになった
ポール・コゾフ (G) を救うための再結成。
しかし努力も虚しく、バンドは1973年に解散。
そしてポール・コゾフ (G) は25歳で夭逝。
やっぱりドラッグはヤバいですよ。
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FREEを知っている人は少ないかな。
でもポール・ロジャース (Vo) は2004年に
QUEEN+ポール・ロジャースとして世界ツアーを行い、
アルバムまでリリースしているから
知っている人もいるかも知れません。
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引き算の音楽
で、FREEですが、ブルースとソウルの要素を併せ持った
独特のサウンドで初期のハードロックを形作ったと思います。
短期間しか持たなかったバンドですが、
枯淡で老成した音楽性は、今でも唯一無二な存在です。
そしてFREEの凄いところは「引き算の音楽」なんですね。
余計な音を極力出さないシンプルでありながら
心を鷲掴みにする「引き算の音楽」。
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現在はゴージャスになりすぎた
「足し算の音楽」ばかりですから、
僕は特にFREEの「引き算の音楽」に
惹かれるのですよ。
「引き算の美学」とでも言うんですかね。
とにかく余計なものは加えないという
音楽性は美しい。
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泣きのギター
ギターキッズだった島猫は、
FREEのギタリストだったコゾフを紹介します。
ポール・コゾフのギターは一度聴くと忘れられません。
この人の特徴はヴィブラートの効いたロングトーンのソロ。
それも絶妙の間とコントロールで唸るように、
時にすすり泣くように聴く者の琴線を直撃する。
ブルースのエッセンスたっぷりに歌い上げるソロは、
決して延々としつこいものではなく、
ツボを押さえたセンスのよさを感じます。
音のハズし方が上手いから、余計に引き込まれるんですよ。
あのエリック・クラプトンも「彼のようには弾けない」と
ぼやいたとされる、天才ギタリスト、ポール・コゾフ。
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コゾフの、控え目な性格の中にある秘められた感情、
極めて正直で強い喜怒哀楽の感情こそが
FREEの音楽表現を特別なものにしたと思います。
決してテクニカルなギタリストではありません。
しかし一音で全感情を表現する類まれなギタリストです。
もはやCDを通してしか聞けない音たち。
今日もFREEを愛する島猫達。
そして語り継ぐ島猫達。
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追記
FREEの聞き方。
まず、「All Right Now: the Essential・CD3枚組」を
耳タコになるまで聴く。
次に「フリー・ライヴ+7」を聴いてたまげる。
スタジオ録音と、アレンジが全く違うではないか!!
このライブに録音されたサウンドはけっこう生々しく、
ハプニングによる演奏ミスもそのままに
ライヴの雰囲気が完璧に収められてる。
情熱的なライヴで正にプロフェッショナルの音。
一度聴けばこんな音を出してみたいと思わされる。
あの時代の最高のロック・サウンドを求めているなら
このライヴ作品は必ず聴くべきでしょう。
そして、コゾフの「Blue Soul」を聴いて号泣する。
これがFREEの聞き方。
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