Sticky Fingers !!
Sticky Fingers !!
表題通り、還暦になったよ。
が、これと言って感慨深さはない。
特別な事は何もしない。
単なる通過点と言った感じだ。
ただ生き残ったんだなと言う感覚はある。
そう、生き残ったのだ。
ここまでの人生、山もあれば谷もあったが
乗り越えて生き残ったのだ。
素晴らしい事ではないだろうか。
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50才になった時の方が、
「おお半世紀生きたのか」っていう
驚きが大きかったね。
戦前までの平均寿命は
50才にもならなかったそうだ。
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長寿のお祝いが始まったのは
鎌倉時代とも言われている。
その頃はもっと短命で、
還暦を迎える60才は長命であり、
すごくめでたかったのだろう。
今はどうかと言うと、
100才まで生きろ・働けという時代だ。
バカ政府のバカ政策のおかげで
還暦も価値は暴落した。
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死までのカウントダウン開始
さて、60才はいよいよ死までの時間が
残り少なくなってきたなと思う。
生命の折り返し地点は、完全に過ぎた。
死へのカウントダウン開始だ。
80歳で死ぬとして、後20年だ。
大きく楽しく遊べる項目も後3,4項目だろう。
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それに、事実として、体力は落ちてきたし、
頭の回転も7,200rpmから5,400rpmになっている感じ。
圧倒的な瞬発力での知能戦から、経験値を使った
地道な持久戦に変化していかなければならない。
どちらにしろ変化は受け入れる。
流れには逆らわない。
もはや急ぐ理由は何もない。
生涯現役
これまで社会貢献も十分したし、満足している。
なんの問題もない。
やるべきことは全て全力でやった。
後悔もない。
そしてリタイアなどはしない。
生涯現役だ。
僕には生涯現役でいられるスキルが有る。
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そう、生涯現役でいるにはスキルが必要なのだ。
スキルがない人間は、セミリタイアしてしまう。
セミリタイアなどと聞こえはいいが、
人生最前線からの脱落だ。
そうなるともはや社会貢献もできず、
単に人生を消費するだけだ。
そんな人生は、僕には耐えきれない。
とは言え、人生の過ごし方は人それぞれだ。
自由に生きればいい。
しかし社会貢献は大切だよ。
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これは僕の人生の場合だ。
人生のあり方は人それぞれ違う。
もしかしたら人生を途中下車してみる
生き方もあるだろう。
大事なのは、自分なりに人生に向き合い
逃避せず生きる事だろう。
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いろいろな生き方がある。
いろいろな死に方がある。
健康な人もいる。病気の人もいる。
人生はいろいろだ。
どちらにしろ自分の人生からは降りられない。
それならば先に進もう。
現状から逃避せず、立ち向かおう。
それが人生との付き合い方だろう。
七転び八起きの幸運な人生です
それにしても今日まで、幸運な人生だった。
そりゃあ楽しい事ばかりではなく
何度も転んだが、七転び八起きだ。
起き上がるたびにタフになる。
とにかく「運」と「人」に恵まれた人生だった。
これからもそうだろう。
ありがたい事です。
僕は基本的に、最小限の労力で最大の効果を得る事が
好きなので、「運」と「人」に恵まれたのは
本当に幸運です。
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死を恐れる老人たち
さて、この歳になると、周りのTVばかり見ている
バカな老人たちは病気自慢をしている。
しかし、死については話をしないし、話を避ける。
死を恐れたり、死の話を敬遠する人が多い。
しかし個人的には、死の話は
するべきだと思っている。
なぜなら誰にでも訪れる現象だ。
逃れるすべがないのならば、
積極的に迎え撃つのが
僕の主義だ。
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あなたは何故、死を恐れる?
経験したことが無いからか?
死のマニュアルが無いからだろうか?
僕は死は恐れない。
なぜなら経験したことが無いからだ。
それ故、恐れる理由がない。
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さらに言えば、この人生において
チャレンジすべき事はチャレンジしてきた。
後悔などはない。
故に、生にしがみつく理由もない。
その時が来れば、静かに
死を受け入れるだろう。
ある意味、その時は死の正体が
分かる瞬間でもあるから興味がある。
まだやりたい事はあるぜ
とは言え、今すぐに死にたい訳ではない。
まだやりたい事や、やるべき事がある。
それを完了してから死にます。
きっと今まで誠実に生きてきたから、
いいタイミングで死がやってくるだろう。
ある意味、還暦は
「どう生きるか」中心の発想の終焉で
「どう死ぬか」に至る人生の始まりだろう。
いよいよ自我の終焉が始まるかも知れない。
楽しみだ。
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人生を人のために使いなさい
とにかく僕は還暦になった。
最後に一つ、人生をうまく使う作法を伝えよう。
これは健康でろうと病気であろうと
誰にでも有効な人生の作法だ。
それは、「人生を人のために使いなさい」
という事だ。
それが人生の真理の一つだ。
さて、還暦は、思ったより楽しいことを伝えて
今日は終わろう。
Have a lovely day !!
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