◯人生100年時代は、まだまだ先の話だよ
最近「人生100年時代」という言葉をよく耳にする。
日本人男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」
現在は人生80~90年時代という感じね。
寿命が今後どれだけ延びるかについては、
国立社会保障・人口問題研究所が推計している。
2065年には男性の平均寿命は84.95年、
女性は91.35年にまで延びるそうだ。
これは約50年後の予想だけど、
この時点でみても平均寿命が男女とも
100年に達しているわけではない。
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「人生100年時代」は、まだずっと先の話だ。
もしかしたら、単なる机上の計算で終わるかもしれない。
それがなぜ、こんなに話題になるのだろうか?
それはきっと、英国の学者、リンダ・グラットン氏らが書いた
「ライフ・シフト」という本がきっかけだ。
そこで紹介された研究によると、07年に生まれた
日本の子どもは107歳まで生きる可能性が
50%あるとされた。
それで、これまでは人生80年時代といわれてきたけれど、
人生100年時代のことを考えようという
機運が高まってきたようだ。
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それにしても、日本人はなんて無条件に信じやすいのだろうか。
「ライフ・シフト」なんて本を本気で相手にしている国など
日本ぐらいだろう。
知ってますか?
日本人は世界一騙されやすい民族だと言われている事を。
この「ライフ・シフト」という本もそうだ。
裏を取らずに、即「人生100年時代」を受け入れていまう。
厚生労働省の企みに騙されてしまう。
もう一度言うけど、50年後でも
男性の平均寿命は84.95年、
女性は91.35年で、男女とも
100年に達しているわけではない。
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日本では18万部を超えたと宣伝されているが、
アメリカではそんな事はない。
原書を読んでみるといいですよ。
日本語訳とはずいぶん違う表現をしている。
07年に生まれた日本の子どもは107歳まで生きる可能性が
50%あるとされる根拠も乏しい。
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日本人は本当に無条件に信じやすい性質だ。
批判的に見る能力が欠落しているな。
僕からすると「90歳。何がめでたい」のほうが
感覚的に近いです。
まあ、人生100年時代という悪い冗談に騙されず
楽しく生きましょう。
人生100年時代なんて、早くて来世紀の話ですよ。
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