昭和の女神・山口百恵
いや、そんなに詳しくはないんですが、
昭和の女神を語りたくなって・・・。
ちょっとだけ、ちょっとだけ語らせてよ。
--------------------------------------------------------------
(定額制)ストリーミング配信が解禁された。
これは昭和のオジさんとしては
参加しないわけには行かないだろう。
山口百恵は昭和のオジさん達の
最高のアイドルですから。
女神なんだよおーー。
--------------------------------------------------------------
ほら、僕たち右肩上がりの経済の中で、
勘違いして成り上がったでしょう。
だから「絶対的女神」が必要で、
それを満たしてくれたのが山口百恵。
--------------------------------------------------------------
山口百恵って誰?
山口百恵は、オーディション番組「スター誕生!」から
14歳でアイドルデビュー。21才で結婚引退。
芸能界での活動は7年半ほどでしたが、
レコードシングル31作で
累計1630万枚を売り上げ
1970年代の歌手で最大のセールスを記録した。
また人気絶頂の20歳の時に、リサイタルで
「私が好きな人は、三浦友和さんです」と
俳優・三浦友和(現68)との交際を宣言。
翌年三浦との婚約発表と同時に芸能界引退を公表。
マジで絶頂期の21才で、結婚引退したので驚いたよ。
さらに1980年10月5日に日本武道館で開催された
ファイナルコンサートで、マイクをステージの
中央に置いたまま、舞台裏に去ったあのシーンは
今でも伝説となっている。
ハイ、見ました!!素晴らしいコンサートでした。
--------------------------------------------------------------
山口百恵を500文字で説明すると
こんな感じですかね。
とにかくデビュー初期と、全盛期で
こんなにも印象が変わる歌手も珍しいです。
どんどん進化していく歌・声・見姿は
とにかく凄いの一言でした。
--------------------------------------------------------------
男に媚びないハンサム・ビューティーで
かっこよかったです。
日本人には珍しいハンサムな美人。
Cool !!
僕は初期の頃から好きなわけではなく、
作曲:宇崎竜童・作詞:阿木燿子になって
曲にROCKスピリットが注入されてから
ファンになりました。
--------------------------------------------------------------
だって初期の頃は
「あなたに女の子の一番大事なものをあげるわ」とか、
思わせぶりな歌詞を大人に歌わせられている、
ドールだと思っていましたからね。
初期の「エロチックな歌を歌う早熟な女子学生」
という安直なコンセプトが僕は嫌いだったんです。
大人たちの安直な「売れれば何でもいい」
精神が嫌いだったんですね。
いや、千家和也・都倉俊一路線が
悪いというわけではないんですよ。
当時、アイドルを大量生産してきた作詞家作曲家ですから。
ただし戦略がもはや古い感じは否めなかった。
--------------------------------------------------------------
ところが、宇崎・阿木夫妻の才能が加わって
一句に化学変化が起こり、素敵な女になりました。
唯一無二の存在ですね。
ちなみに宇崎・阿木夫妻への作詞作曲依頼は
山口百恵本人が行っています。
やっぱり自分で未来を開いたのですね。
セルフ・プロデュース力は見事です。
--------------------------------------------------------------
島猫的 BEST10
とにかく曲を聞いてみましょう。
プレイバックpart2
この曲は外せませんね。一斉を風靡した曲。
宇崎竜童+阿木燿子の組み合わせも最高。
阿木燿子は天才です。
詩をよく聞いてください。
はい、こんな感じです。
僕の選んだBEST10。
乙女座宮を最後に入れるところが
島猫の「本気出してる感」するでしょう。
ROCK調が多いと思いつつ、
意外としっとりした曲を選んでいるのが
僕のセンスのいいところ。
このBEST10、オレは違うぞって言う人が続出しそうだけど
それでいいんです。
そもそも山口百恵は、BEST10なんかにおさまりませんから。
--------------------------------------------------------------
それにしても山口百恵は、何時の時代も
作詞家に恵まれていましたね。
そして相手が誰であれ、臆することなく
飲み込んでしまうところがすごい。
特に阿木燿子との相性はよく、
素晴らしい相乗効果がありました。
--------------------------------------------------------------
山口百恵は、圧倒的歌唱力で聞かせる
タイプではありませんが、
その独特の雰囲気・声質は、唯一無二でしょう。
昭和に現れて昭和に消えた女神。
昭和のおじさんの、永遠の女神。
多くの物が消費された昭和という時代において、
唯一消費されずに残った偉大な女神。
--------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------
さて、山口百恵は昭和のおじさんたちの
女神だったのですが、
僕はその時代J-POPはほとんど聞いていません。
試しに何枚J-POPのCD/LPを持っているか調べたところ
山口百恵 3枚
中島みゆき3枚
沢田研二 2枚
太田裕美 2枚
由紀さおり2枚
Led Zeppelinだけで20枚以上あるっていうのに、
何という少なさ。
Oh My Gosh !!
--------------------------------------------------------------
ほら、僕は感受性の高い少年だったから
言葉に影響されちゃうんですね。
だからJ-POPはあまり聴かず
当時理解できなかった言語の歌を
聴いていたのでしょうね。
それに、基本的にROCKじゃないと食いつかなかったから
その影響も大きいですね。
--------------------------------------------------------------
はい。今日はこれでおしまい。
自分で楽しんじゃったよ。
なんだか山口百恵にハマっちゃいそうだよ。
気に入ったら、後は自分で調べて下さい。
多分、今後100年はあらわれないタイプの
歌手かもしれない・・・。
山口百恵の歌は、時代に消されることなく
長く歌い続けられそうですね。
--------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------