島猫★2019★山ごもり終了!!
2019山ごもり終了しました。
今回は約3週間でした。
どうしても年に2-6週間ぐらい、都会の喧騒を忘れるため
(いや、都会には住んでないけど、まあ、あれだ・・・。)
山にこもりたくなってしまう。
山っていうか森っていうか、樹がたくさん生えている世界は
人間世界と違って、秩序があるから安心して楽しめるんだ。
島猫は海よりも山が好き。
------------------------------------------------------------
とは言え、本土のように熊が住んでいる森なんかは危険だから
入ってはいけない。そこは熊の世界。
沖縄の場合、大きな獣は猪ぐらいなので、万が一出会っても
なんとか逃げれるので、山ごもり可能なんです。
ただ猪とはいえ、成獣は危険なので、
常にアンテナは張っておきます。
------------------------------------------------------------
猪は餌のない場所には現れないので、
食事後の後片付けを
きちんとやっておけば問題はない。
食事もほとんどが鍋一個で済むので、食べ終わったら
焚き火の灰で拭いておけばOKですね。
とにかく普段はない匂いは消しておくのが吉。
寝ている時に猪に襲われるのはゴメンですからね。
でも基本的にはこちらがなにかしない限り、
猪から攻撃して来ることは無いようなので
あまり神経質にならなくてもいいかな。
猪にしたって、人間とは関わり合いたくないだろうしね。
------------------------------------------------------------
山ごもり用のベースキャンプは多分4-6人ぐらいで
共用して使っているので、
今回はみんなのための薪づくりを中心に
山ごもりしようと思っていたのですが、
誰かがすでに大量に薪を作ってくれていました。
という事で方向転換。
思い切り楽しむことにしました~。(^^)
焚き火の炎のゆらぎを見ながら、
星空を見上げて、まったりしましたよ。
焚き火最高!!
------------------------------------------------------------
◯山ごもり心得
とにかく大事なのは水。
水は1人1日最低3Lは必要です。
ですからキャンプは川沿いに作ります。
これ絶対重要です。
山の小川の水は、一見綺麗なんですけど、
やはり必ず煮沸消毒してから飲まないと危険ですね。
下痢します。
山での下痢は体力奪うので要注意です。
------------------------------------------------------------
水の次に大事なのは体を保護・保温する衣服ですね。
衣服と靴にはお金をかけましょう。
山の夜は結構冷えます。
あ、帽子と革の手袋も必要です。
その次が火です。火は不可欠です。
1日中火種は絶やさないようにしておき、
食事などの時すぐに使えるようにしておきます。
問題は大雨の日なんですよね。
大雨の日は日はあきらめて、体を冷やさないように
テントにこもります。
風が強い日も同じです。
焚き火を消して、テントに避難。
------------------------------------------------------------
テントもアーミー仕様なので3人ぐらいなら
大雨が降っても快適に過ごせます。
アーミー仕様のテントは蒸れないのでスグレモノです。
アメリカ人はいいもの使ってますよ。
戦場でもいかに快適に過ごせるかを
追求しているみたいです。
------------------------------------------------------------
テントはなるべく平坦な場所に立てますが
それでも若干斜めになります。
そんな時は頭を上にして横になるのが鉄則ですね。
それと地面からの冷気を遮断するため
ヨガマットのようなマットを4重ぐらいにして
体の下に引きます。
とにかく体を冷やさないようにします。
体冷やすと体力消耗します。
------------------------------------------------------------
あと注意しないといけないのが、慣れですね。
何度も山ごもりしていると慣れてきて
緊張感が薄れてくるので危険です。
僕も死にそうになったことがありますから、
緊張感は持っていたいですね。
------------------------------------------------------------
◯食料
食料も重要ですね。
動くためには何かを食べる必要があります。
今回はアーミー仕様の110Lバックパックに
食料をたっぷりつめこんでの山ごもりでした。
ちょっと贅沢しちゃった。
------------------------------------------------------------
いつもは安いけど重たい缶詰を中心に持ち込んでいたのですが、
今回は趣向を変えて、アルファ米を持ち込みました。
アルファ米は美味しさは勿論、賞味期限が
5年の長期保存であることや、
軽量・コンパクトで備蓄しやすいです。
アルファ米サイコーっす。
------------------------------------------------------------
さらにおやつとして、「井村屋のえいようかん」。
1本60gで171kcalと高カロリーで山ごもりのおやつに最適。
これも5年間の長期保存可能なお菓子です。
それと、どうしても不足がちになる食物繊維を摂るために
カゴメの野菜スープと野菜ジュースを持ち込みました。
効果の程はよくわかんないけど、美味しかったです。
美味しいは正義ですね。
------------------------------------------------------------
◯夜の不思議
夜は灯を消すと真っ暗になってしまい、
前後左右どころか、自分自身の存在感も無くなってしまうので、
流石に不安なので、慣れるまで最初の1週間は
明かりはつけておきます。
自分自身の存在感が無くなるって、とても不思議な感覚。
最近のランタンはLED式で電池が長持ちして
助かります。
------------------------------------------------------------
それで夜は当然寝るのですが、
たまにテントの外で、生物の存在を感じることがあるんですよ。(*_*)
何ていうか、確実に何かが動いている気配を感じるんです。
いや、何かが動いていますよ。
羽ばたきみたいな音も聞こえるけど、
鳥は鳥目で夜は見えないでしょう?
一体なんだろう?
------------------------------------------------------------
もう毎回毎回気になってしょうがないんですけど
本能が「テントの外を見るな!!」って言うので
好奇心を押し殺して、本能に従っています。
いつか勝負に出ようと思いますが、それまでは
「夜の不思議」として楽しんでおきましょう。
------------------------------------------------------------
という事で、今回の山ごもりは
のんびりと遊び呆けてしまいました。
そのせいで、緊張感が薄れたのが反省点です。
ああ、山奥は楽しいなあ。(^^)
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------
追記
みんなが気になるお風呂の問題も書いておこう。
基本的に風呂には入りません。
たまに裸になって川で水洗いする程度です。
100円ショップで「赤ちゃんのおしり拭き100枚入り」を
持ち込んで、体を拭きます。もちろんお尻も。
洗剤・石鹸の類は使いません。
歯磨きと洗顔と陰部洗浄は毎日します。
が、他の部分は無視です。
気にしてはいけません。
人間、風呂に入らなくても生きていけます。
ちなみに最長6ヶ月は風呂に入らなくても
生存できるのは確認済みですよ。←これ重要。
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------