沖縄で島猫と遊ぶ日々・(ΦωΦ)隠居編

いろいろな事に興味があるから、いろいろな事を書くよ。そして島猫と一緒に、沖縄で人生を語るよ。僕は発達障害・自閉症・アスペルガー症候群の味方だよ。

君の名は・・・

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自宅から1分ほどの、かって弁当屋で数年前に潰れて

今は廃屋になっている家を見つめている3人組がいた。


半袖半パン・・・。あきらかに本土の人だ。

 

直感的に、まさか・・・と思ったんですが

そのまさかが、後日本当になった。

 

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3人組みは翌日からその廃屋を、改造し始めた。


ひとりはボロボロの外壁を剥がしている。

屋根では、崩れ落ちた瓦の部分を補修している。

きっと室内も、もうひとりが補修しているのだろう。

 

1週間もすると、崩壊していた部分がかなり補修されていた。

が、所詮は廃屋。廃屋臭が漂っている。

 

更に2週間もすると、外壁や屋根はキレイに補修されていた。

参加者も3人増えて6人になっていた。

 

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僕のまさかが、現実になった。


その1ヶ月後、そこは小洒落たカフェになっていた。

が、この場所は観光客も来ず、来てもレンタカーで

素通りの場所だ。

どうするつもりだ。

 

店の前を通るのは、人間よりヤギのほうが

多いんだぜ。←盛りました

 

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まさか地元民対象のカフェか?

そんなことはないだろう。


地元民にカフェなんて言葉は通じない。

意味がわからないだろう。

 

地元民に通じる言葉は◯◯食堂だ。

◯◯カフェではダメだ。

 

ましてや多くのじーさん、ばーさんは

こんな正体不明の店には寄り付かないだろう。

僕だって興味はわかない。

 

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白い壁に赤い窓枠が目を引くのだけど

店名も開店時間も書いていなく、

入りづらい店だな。

 

ところで君の名は?←ここ重要

 

よく見ると端っこに小さく木掘りで

◯◯cafeって書いてある。


が、◯◯の部分も英語で、下手くそな木彫りだから

読み取れない。


カフェやるならば看板は大事だと思うのだけど

東京風の小洒落感を出すには、

小さい看板がいいのかな。

 

いやいや、ここは東京ではない。

こんな看板では地元民でも観光客でも、

客は来ないだろう。


そもそも誰を相手に商売したいのかがわからない。

 

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ある日ふとドアの横を見ると、小洒落た

小さなメニュー看板が出ていた。


そのメニューには「とうふグラタン1,000円」と書かれていた。

Oh my god !!


このクソ暑い時期にグラタンなんか食いたくないぜ。

ここは東京ではなく、沖縄のど田舎だぜ。

 

この瞬間、この店はアカンと思った。

 

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その後、予想通り、店は閉店していた。


彼らは一体誰で、何をしたかったのだろう。

一切が謎だ。

 

っていうか、もっと下調べして準備すべきだろう。

その場所を毎日何人が通行するか事前に調べたり、

チラシをまいて開店を宣伝すべきだったろう。

田舎をなめ過ぎだよ。

商売をなめ過ぎだよ。

 

従業員の顔が見えない店は、

誰も寄りつかないことを学んだ。

 

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追記

 

今度はこの店から1km離れた、急坂の途中に

本土式かき氷店が現れた。

 

店は坂の途中に5mほど引っ込んであり、

店の前を通って、はじめて店がある事を認識できる。

 

こんな不自由な場所でかき氷店を開いて、誰得?

それに値段も本土並みに、小洒落たかき氷1,000円だ。

 

小洒落たカフェと違い、商品名と価格を表示しているのはいいけど、

この場所では車止められないじゃん。

ヤレヤレだな。

 

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それにさ、そこから500m下にあるおばあちゃんのやっている

商店では、かき氷いっぱい100円で売っている。

安いシロップを掛けただけのかき氷だ。

地元の子供達はみんなそちらでかき氷を買い

繁盛している。

 

ネエ、本土の人たち。

沖縄が好きなのはわかったけどさ、

それと商売は別ではないかな。

 

こんな田舎では東京方式は通用しないよ。

あまり勘違いしないほうがいいよ。

 

東京のやり方をそのまま持ち込んでも

沖縄では通用しないよ。

 

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