僕のギターヒーローが永眠した。
「ライトハンド奏法」で一世を風靡した
ギタリスト。
エディは僕にとって、
最も偉大なギタリストの一人だ。
Van Halen - You Really Got Me (Official Music Video)
1978年の、あまりに衝撃的なデビューの記憶。
忘れる事はできない。心に刻印された衝撃。
本当に残念だ。
これはなんだ?と震えるほどの衝撃を受けた記憶。
忘れる事はできない。
本当に残念だ。
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それと亡くなった年齢だ。
僕は現在60歳。
エディは65歳で亡くなった。
非常にリアルだ。
若すぎる死だ。
僕にはあまりにも若すぎる死だと、リアルに感じるが、
30-40代では感じ取れないリアルさだろう。
僕とたった5歳違いで亡くなった
ギターヒーローを思う時、
他人事とは思えない。
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パコ・デ・ルシアが66歳
ロニー・ジェイムス・ディオが67歳
デヴィッド・ボウイが69歳
プリンスが57歳
フレディ・マーキュリーに至っては45歳
多くのアーチストが60代、もしくは
それ以前に死亡している。
なんと短命な事だろうか!!
さっきも書いたが、60代で死亡するという話は
60歳の僕にとっては、リアルだ。
生命体として存在できるのが、後10年のような
気がしてくる。
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死は恐れるべき事ではない
いや、死が怖いわけではない。
死を迎えて無になる事が、怖いわけではない。
逆だ。
死は誰にでも平等にやってくる恩寵だ。
恐れる理由は何もない。
ただ受け入れればいいだけだ。
死を否定しても動揺しても、
意味はない。
ただ受け入れればいいだけだ。
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ただしだ。
残り時間が10年と思うと、
どのように生きるのが僕らしいのかと
深く考えてしまうのだ。
生は有限だ。
何もかも全てができるわけではない。
しかしチャレンジしたい事は多々ある。
そして残り10年は短いよ。
せめて20年は欲しいなと思うのだ。
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人生は即実行か即捨離
しかし明確な答えは出ない。
それはそうだ。
人生に答など無い。
天寿を全うすればよいのだ。
毎日を真剣に生きる・・・。
今できることは、今実行する。
そう。後回しに出来る事など無いのだ。
即実行が、人生だ。
あるいは即捨離が、人生だ。
とすると、毎日を真剣に生きる事が
僕なりの生き方だろう。
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今は、少年時代ギターキッズだった僕の、
亡くなった事で、あきらかに動揺しているようだ。
この動揺を乗り越えて、
人生を生きていくのが、
生者のするべき事だ。
僕は僕だ。記憶ではない。
まだ生きている。
死が訪れるまで、踏ん張って生きよう。
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病気と闘ってきたエディ。
ロック界、そしてギタリストを目指す
若者たちに多くの影響を与えましたよね。
僕も大いに刺激され、影響を受けましたよ。
それは素晴らしい経験。
ありがとうございました。エディ。
ご冥福をお祈りいたします・・・。
改造に改造を重ね、フランケンシュタインと名付けられた
エディのストラトキャスター
また会おう。僕のトリックスター達
追記
子供時代にロックキッズ、ギターキッズであった
僕にとって、ロックスター、ギターヒーローの
死は、かなりの衝撃で困惑する。
僕が一方的に憧れて、コンサート以外では
会ったこともない人たちだけど、
なぜだか深く悲しい。
(フレディ・マーキュリーとプリンスは、
直接会って、話をした事があるよ。)
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やはり少年の時代の想いは、深く激しい。
思い出すよ。
少年時代の激しい感情、
社会に対する苛立ちを受け止めてくれた
ロックスター、ギターヒーローは
やはり僕の宝物だ。
暴走気味の精神は、彼らがいたからこそ
暴走せずにいられた。
彼らがいたからこそ、今の僕が在る。
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暴走したいなら、
暴走族になればよかったって?
冗談きついぜ。
僕はあんな下品な行為で満足できる人間ではない。
群れなければ何も出来ない人間とは違うんだ。
僕はロッカーなんだぜ。
おやすみ。僕のロックスター達。
おやすみ。僕のギターヒーロー達。
また会おう。僕のトリックスター達。
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