沖縄で島猫と遊ぶ日々・(ΦωΦ)隠居編

いろいろな事に興味があるから、いろいろな事を書くよ。そして島猫と一緒に、沖縄で人生を語るよ。僕は発達障害・自閉症・アスペルガー症候群の味方だよ。

れいわの重度障害者議員

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選挙の投票率が50%以下だって?

そんな先進国あるのか?

そんな数字では民意なんて反映されない。

 

本当に日本は平和だ。

危機が目の前にあっても行動しない。

日本人は戦う能力さえない。平和ボケしすぎだ。

 

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◯重度障害者が国会に

 

先の選挙で、れいわ新選組から2人の

重度身体障害者が当選した。

 

議員としての資質があるのならば、

障害のあるなしは関係なく

僕は受け入れたいと思う。

 

ある意味重度身体障害者が議員になるのは、

革命的だ。

 

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ただし、いくつかの疑問はある。

この2人に関する情報が少ないのだ

 

まず2人共、重度身体障害者で全介助が必要だ。

それも命に関わる24時間全介助だ。

 

ALSの舩後氏は気管支切開をしており、

話すことができず、歯で噛むセンサーや

目でのPC操作、文字盤などで意思伝達を行う。

 

木村氏は生まれつきの脳性麻痺患者なのか。

それとも脊椎損傷による後天的な重度身体障害なのか。


よくわからない。

木村氏は自分の口で直接話せるようだ。


という事は、時間はかかるがコミュニケーションは

取れるという事だ。

 

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ただし僕の経験上、気管支切開をしている人と

コミュニケーションを取るには、専属の人間が

介入しないと、非常に難しい。

独特のコミュニケーションとなる可能性が高い。

 

また、介護には痰や唾液、鼻汁などの吸引技術が必要となり

ある程度の技術を持つ介護者が必要となる。

 

最低限、看護師が現場にいる必要はあるだろう。

(万が一痰が詰まって呼吸ができなくなり、

会議中に死んだらまずいからね)

 

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さて、重度身体障害者が政治の場で

なにか重要な発言ができるかと言うと、

否だろう。

 

個人的には重度身体障害者の政治能力には

一切期待していないから、この件に関しては

見てみないふりをしよう。

 

それに自民党にだって、何の役にも立たない

2世議員がいる。

こちらのほうが、たちの悪いクズ議員だ。

 

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次に思うのは、体力的に登院できるのかという点だ。

 

全期間登院するのは体力的に無理だと思う。

そして1年も経てば、登院不能になるだろう。

世の中そんなには甘くない。

 

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ここまでは想定内だ。


重度身体障害者に政治的能力を求めている

人間はいないだろう。

 

山本太郎でさえ、自分の宣伝と金になる以外の事は

何も期待していないだろう。

 

れいわに投票した有権者たちは

重度身体障害者に何を求めているのか

聞きたいところだ。

興味がある。

 

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有権者が政治的に無能な

重度身体障害者を選んだのだから

僕が口を出す事ではない。

 

この現象が平和ボケした

日本の現状なのだろう。

 

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ただ個人的に不安というか不満もある。

 

2人は国の障害福祉制度で、重い障害がある人の

生活をサポートする「重度訪問介護」の

サービスを受けている。


一方で、規則では働き始めると通勤や仕事中に

このサービスを受けられない。

当然の事だ。

 

それを知っておりながら、木村氏は

「このままの制度では、介助を受けながら働くことができない」と

言ったそうだ。

 

それはおかしいだろう。

 

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国会議員は世界最高水準額の議員歳費(いわゆる給与)を貰える。

歳費を貰うという事は働くという事だろう。

それは事前に分かっていた事だ。


働く以上、ルールに従って、

自分の身の回りのことについては

自己負担するのは当然ではないだろうか。

 

高額な議員歳費で、介護者を雇えばいい。

贅沢を言ってはいけない

 

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それでも自分で金を出すのが嫌だというのならば

れいわ新選組が金を負担すべきだ。

 

これかられいわ新選組には政党交付金もたっぷり来るので、

その金を使うのがスジだろう。

 

これからはカスタムメイド電動車いすも公費負担はなくなり

自費になるだろうし(約80万円ぐらいかな)


パソコンによる高度なコミニュケーションシステムも

自費になるだろう。


それも自分で金を出すのが嫌だというのならば

れいわ新選組に出してもらえばいい。

 

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さて、最後の疑問だ。


この2人はここまで大変な苦労をしてきたであろう。

それは身体障害者福祉に詳しい僕にはよく分かる。

 

疑問は、

難破船に乗ると自分たちから手を上げたのだろうか?

それとも山本太郎の口車に乗せられ、

難破船に乗ってしまったのだろうか?


どちらだろうか?

 

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僕は前者なら応援するが、後者なら見捨てるだろう。


なぜなら、後者は山本太郎の奴隷になったという事だ。

救いはない。

 

山本太郎の口車に乗せられ、不慣れな政治という世界

に引きずり込まれたのはかわいそうだと思うが、

どうにもならない。

 

きっと数年後、無責任な山本太郎の口車に乗せられた2人は、

何の成果も出せず、政局からは消えているだろう。

 

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追記

 

僕は重度心身障害者が政治家になる事を

批判もしないが擁護もしない。

ただそれは、中立という意味でもない。

 

僕はかって重度心身障害者施設にいた事がある。

学びのためだ。

そこで多くのことを学ばせてもらった。

 

よって僕は、重度心身障害者に借りがあるのだ。

いつか借りは返すつもりだ。

その時を待っている。

 

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