沖縄で島猫と遊ぶ日々・(ΦωΦ)フフフ版

いろいろな事に興味があるから、いろいろな事を書くよ。そして島猫と一緒に、沖縄で人生を語るよ。

村田沙耶香という毒を飲む

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僕は普段、技術書は読むが、

小説や自己啓発系のたぐいの本は読まない。

読みたくもない。

時間の浪費だ。

 

僕にとって多くの小説や自己啓発本などは

ゴミと一緒だ。存在意味はない。

 

もちろん聖書などクソくらえだ。

 

僕は小学生の頃、古典を中心に小説を読みすぎたのだろう。

ほとんどの小説は、出だしの5ページで結末がわかる。

 

小説の全てのパターンは、古典の中にある。

最近の小説は、古典の焼き写しに過ぎない。

焼き写しを読むほど、暇ではない。

 

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自己啓発本など、いくら読んでも意味はない。

自己啓発本の言葉がどんなに心に響こうが、私は私だ。

それ以上にもならないし、それ以下にもならない。

 

自己啓発本の類は、悩み多き自己評価の低い人間が

一時的にでも、安心したいために読むのだろう。

ご苦労な事だ。

そんな本を読んでも、世の中も自分も、何も変わりはしない。

 

たかが本一冊で世の中が変わったとしたら、

それは、あなたの人生が薄っぺらい証拠だ。

 

 

小説に関しては、小学生の時にドストエフスキー

罪と罰」を読んで以来、小説家の正体を

捉える事ができたので、

現在、あえて小説は読まないのだ。

 

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これは僕の場合だ。

あなたとは違うだろう。

 

もちろん小説から学ぶこともあるだろう。

学ぶことは良い事だ。

 

特に子供時代は本をたくさん読みなさい。

学ぶべきことは多い。

 

僕が何と言おうと、学びたい人は学ぶべきだ。

人生には教養が必要だ。

 

ただし、知識だけ集めても何の意味もない。

行動が伴って、初めて知識が意味を得るのだ。

 

だから自己啓発本などを呼んでいる隙があるなら

会いたい人に直接会って、話をしなさい。

行動が人生を変えるのだ。

 

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さて、僕の定義する「小説家」とは

大いなる嘘つきで、ひねくれた狂人でありながらも

日常生活を綱渡りのように不器用に過ごせる人間の事だ。

 

そして牧師のように軽々しく愛を語らず、

善悪を超えて思考する怪物人間と定義している。

 

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いわゆる恋愛小説や、ラノベなどを書くクズは

小説家とは認めていない。

 

多くの小説が毎日のように生産されているが

所詮は中身の薄い消耗品だ。

 

トイレットペーパーと同じだ。

大量生産されるただの消耗品だ。


僕の好奇心は満たされない。

 

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かって、僕の好奇心を大いに満たしてくれたのは

小学生の頃に出会った、安部公房だ。

 

海外のいわゆる古典を読み漁った後、

日本の現代小説家をあいうえお順に

全て読んでみようと図書館に通った。

 

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そこで早々に出会ったのが、安部公房だった。


彼は真の小説家だった。

軽々しく愛を語らない怪物だった。

 

虚構と現実の境目に存在する狂人あるいは

純粋すぎる不条理だった。


「壁」「砂の女」「箱男」「人間そっくり」・・・・

 

あらゆる作品が僕の好奇心を刺激し

精神を破壊してくれた。

それを僕は受け入れた。

 

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現実なのか虚構なのか。


喉元に突きつけられた不条理に困惑しながらも

未来を見つめる・・・。

 

そう、僕にとって小説とは精神を破壊し

再生してくれる道具なのだ。

 

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その意味で、安部公房は最高のご馳走だった。


僕は安部公房というご馳走を食べれて

ご満悦だった。


が、別れの時が来た。

 

安部公房が僕に断りもなしに永眠したのである。

悲しいことだ。

 

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それよりも悲しかったのは、安部公房の死後

彼の書きかけだった小説が発表されてしまったことだ。

 

本人の承認を得ていないだけに、内容はクズだった。

そのクズさ加減が虚しかった事を今も覚えている。

 

死者に鞭を打ってはいけないのだ。

死人を蘇らせてはいけない。

不幸になるだけだ。

 

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話がそれた・・・。


今日、「運命」は、僕に「村田沙耶香」という名前を告げた。

 

いい名前だ。

「沙耶香」という響きが好きだ。

空耳で、「さわやか」とも聞こえる。

 

そうか「運命」、僕に「村田沙耶香」の小説を

読めというのだな。よし、読んでみよう。

 

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県立図書館に「村田沙耶香」の小説があるかどうか

検索してみる。


すると、あるにはあるが予約が殺到していて

48番目の予約者になってしまう。


そんなに待ってはいられない。

待つのは僕のスタイルではない。

さっさと購入しよう。

 

コンビニ人間」と「地球星人」を購入した。

なんと10年ぶりの小説購入だ。

 

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一気に読んだ。

そこには僕好みの「濃厚で無邪気な狂気」があった。


もちろん安部公房の味とは違うが、

独特の味で僕を十分満たしてくれた。

 

安部公房の作品との一番の違いは

読書後の独特な後味の悪さだ。

 

いい意味でも悪い意味でも

村田沙耶香」は後味の悪さを提供してくれる。

それはとてつもない苦味と酸味による吐き気だ。

 

ユニークでクレイジーな作家だ。

下手に触ると精神が揺らいでしまう。

 

ああ、沙耶香の毒が精神を痺れさせる。

快感だ。

 

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小説の内容は書きません。


あとは自分の判断で「コンビニ人間」と

「地球星人」を読んでみてください。

あなたの感性は何を感じ取るでしょうか。

 

あるいは読まないという選択も

懸命な選択かもしれません。

 

問題作であり、ある意味病的なまでの

リアルさに吐き気をもよおす場合も

あるかもしれません。

 

決して万人受けする小説ではありません。

ある程度不条理に免疫がないと、

強いメッセージ性ゆえ、心が消耗します。

 

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決してお薦めしませんが、

世の中に不条理があるように

不条理な小説もあるということを

知ったほうがいいでしょう。

 

村田沙耶香」、衝撃的でクレイジーです。


これだけクレイジーな表現ができる作家は

なかなかいないでしょう。


賛否両論を巻き起こす激しさがあります。


僕の好きなタイプの小説家です。

こんなクレイジーな作家を知ったのは幸運です。

 

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追記


おい、かってオレの手を噛んだ性被害キチガイババアよ。

一度「地球星人」を読んでみるといい。

 

そこには「会田誠」の表現を超えた不快感があるぞ。

この様な表現が性暴力を増長すると

声を上げなくていいのか?


お前は「村田沙耶香」を標的にしなければいけないだろう。

それができなければ、

お前の存在自体が虚構という事だ。

 

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老婆よ。

 

会田誠」にしろ「村田沙耶香」にしろ、

表現者は生きることに対して不器用なんだよ。

その事に気が付かない限り、理解はできないだろう。

 

壁を作っているのは表現者ではなく

あなたなのだ。

 

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