第13回沖縄県知事選が13日告示された。
立候補者は新人4人。
無所属新人で前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)
無所属新人で元会社員の兼島俊氏(40)
実質的には佐喜真淳氏と玉城デニー氏の一騎打ちだ。
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僕は現状では、佐喜真淳氏に投票するだろう。
それは知事としての資質が玉城デニー氏より
格段にあるのとともに、佐喜真淳氏のほうが
「未来志向」だからだ。
しがみつく「過去の発想」しかできない。
「新時代沖縄」を提唱しているようだが、
中身が無いし、新鮮味も無い。
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さて、個人的な意見を言うと、もう辺野古基地建設反対
・賛成だけを論点とするのではなく、県知事クラスの人間には、
沖縄県内の教育、経済、福祉の向上を真剣に考えてほしい。
沖縄では、やはり基地問題は大事だけど、
それ以外にも問題は山積みだ。
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まず、何十年も続いている、「全国学力最下位」という事実。
学力に関しては、即時に真剣に対応しないと
取り返しのつかない事になるだろう。
今後プログラミング教育も取り入れられる。
そうすればコンピュータに触る機会のない
沖縄と全国との教育格差は更に広がるだろう。
実際のところ、沖縄県民は低学歴→低学歴による低賃金の仕事→
教育にかける費用がない→次世代も低学歴→
低学歴による低賃金の仕事という悪循環にハマっている。
「全国学力最下位」は経済力にもつながる大きな問題点だ。
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更に、低賃金による貧困問題がある。
沖縄の貧困問題は根が深い。
早婚・早産→DV離婚→シングルマザーの大量生産と
これも悪循環が続いている。
これらは基地問題ばかりに囚われた結果だ。
この悪しき現実は打破しなければいけない。
もはや綺麗事は言っていられないのが
沖縄の現状だ。
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追記
世界一危険な基地と言われている普天間基地を
無くすには、新しい基地が必要だ。
そりゃあ県外に基地が移転できればいいが、
そんな甘い話はない。
それならば沖縄県民が犠牲となって、
普天間基地を無くすしか方法はない。
どちらにしろ沖縄県民が犠牲となるならば、
意義ある犠牲になろうと思う。
それが日本にとっての、沖縄の役目なのだろう。
しかし「窮鼠猫を噛む」というコトワザもある。
日本は沖縄に、それなりの「礼」を尽くす必要はあるだろう。
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